1.事業目的
個人・企業等からまだ消費できるにもかかわらず廃棄してしまう食品を提供していただき支援を必要とされている生活困窮者(ひとり親世帯)に届ける活動、および社会的孤立者の社会参加の支援を行い就労につなげることをめざします。
2.事業内容
(1)食品ロスに係る事業
- フードバンクかながわ・企業・団体・個人から提供される食料品、藤沢市フードドライブ品を利用者に渡す中間組織として取り組みます。
- 24年度に冷凍物流の効率化に向け、フードバンクふじさわが整備したコールドチェーンの環境整備を一層すすめ、冷凍品の充実に取り組みます。
- 拠点
- 湘南藤沢地方卸売市場(藤沢市稲荷520)の管理棟の一部を借用し、食料品・冷凍品・野菜・米等を保管し衛生面と安全面の確立をはかり、パントリーへの仕分けを行います。
- 従来通り、ラポール藤沢(藤沢市稲荷345)2階にて企業等からの防災備蓄品等大量品の保管、老人福祉センターやすらぎ荘(藤沢市稲荷586)にて食料品、冷凍品の保管を行います。
- 配送体制
24年度フードバンクふじさわが整備した冷凍車を最大限活用します。必要に応じてヤマト運輸(株)ネコサポFujisawaSSTに依頼します。
(2)社会的孤立者の居場所事業
ボランテイア活動の中で社会的に孤立している方々の参加を創ることはフードバンクを設立する目的のひとつにありました。居場所からステップアップできる支援を行います。
(3)伴走型の支援
パントリーは相談機能をもち活動しています。食料品を渡すだけでなく相談に応じ、必要があれば関係機関につなぐ等、ご利用者に寄り添う支援を行います。
(4)食品配達範囲について(パントリー5か所)
- 拠点パントリーの母体法人と合意書を取り交わします。
- 開催日時
第1・第2・第3木曜:17時~19時
第4土曜:10時~12時
※ 開催日が祝日と重なる時は法人の方針で判断します。閉所する時は1カ月前までにパントリー開催案内でお知らせします。
- 場所
- 藤沢駅北口
地域ささえあいセンターヨロシク♪まるだい:藤沢市藤沢1049番地
月1回 第3木曜日
- 大庭地区
地域の縁側ほっと舎:藤沢市大庭5348-16 高橋ビル202
月1回 第4土曜日
- 村岡地区
地域ささえあいセンターきらり:藤沢市渡内4-5-18 渡内クリニックビル1階
月1回 第2木曜日
- 明治地区
地域ささえあいセンターかるがも:藤沢市城南4-9-8 城東ビル ラポール城南
月1回 第1木曜日
- 長後地区
地域ささえあいセンターyeII(エール):藤沢市高倉650-30
月1回 第2木曜日
- 対象者 藤沢在住のひとり親家庭
- 内容
お米、麺類(乾麺・パスタ等)カップ麺、缶詰、海苔、お菓子、野菜、菓子パン、調理パン、日用品(生理用品・化粧品等)、防災備蓄品、粉ミルク・水・紙おむつ(市役所・企業)、冷凍品
(5)食品仕分け作業及び配送作業
- 月2回、パントリー毎に食料品を平等に利用者数で按分して仕分け、賞味期限、袋の 破れ等の確認をします。
- 賠償責任保険に加入すると共に怪我等に対応するボランティア活動保険に加入します。
- 拠点での食料品仕分けのボランテイアに交通費としてクオカード、配送ボランテイアにはガソリン代、活動費として800円をお渡しします。
(6)地域活動への食材支援
提供された食料品及び冷凍品を藤沢市社会福祉協議会を通じて、ふじさわ子ども食堂・地域食堂ネットワークの登録団体に配分します。
(7)正会員・賛助会員制度
持続可能な活動を共に進めていくため 個人・企業からの寄付を募ると共に正会員、賛助会員の加入を勧めます。
【正会員・賛助会員 年会費】
個人:1口 1,000円 1口以上
団体:1口 10,000円 1口以上
(8)運営
理事会、運営委員会、パントリー連絡会議を定期的に開催します。
(9)助成金申請について
藤沢市愛の輪基金・藤沢市社会福祉協議会・神奈川県共同募金会の申請を行います。
上記以外の助成金についてはさまざまな情報を得て申請します
(10)広報活動
- 機関紙を年2回発行(各5000枚)します。
- ホームページを充実させ情報発信に努めます。
(11)SDGs推進の取り組み
持続可能な社会をめざし福祉活動の視点を持ってSDGsの推進に取り組みます。フードバンクふじさわの4年間の活動をもとに、子どもたちが健やかに安心して暮らし続けられる社会となるよう、藤沢市はじめ多くの方々と連携していきます。